社会的養育ビジョンが骨抜きになりかけている件について:Yahoo!ニュース


社会的養育ビジョンが骨抜きになりかけている件について:Yahoo!ニュース 2018/01/28

子どもの社会的養護を施設主体から家庭での養育主体へと転換することを目指した、厚生労働省の打ち出した「新しい社会的養育ビジョン」。未就学の子の施設入所は原則停止し、3歳未満は5年以内、3歳以上も7年以内に里親委託率を75%にするなどの数値目標を掲げています。しかし、児童養護施設等の施設運営団体から、数値目標を掲げることに反対の声があがっているとのことです。

記事によると、これまで担ってきた役割が否定されたという思いや、補助金によって成り立つ経営が成り立たなくなる懸念が背景にあるようです。
しかし、イギリス、オランダなど先進諸国では、児童養護施設はより専門的なケアの必要な心身障がい児の養育や、里親など家庭的養護の担い手のサポートなど、より高度な役割に移行しているそうです。

児童養護施設等の職員も、里親や養親も、子どもたちの幸せを願う気持ちでは同じはずです。改正児童福祉法に明記され、「新しい社会的養育ビジョン」に込められた「子どもは権利の主体である」という大原則に立ち戻り、どうしたら社会全体で子どもたちを育むことができるのか、建設的な議論がなされるよう、願ってやみません。

https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20180128-00080954/