2016年は「社会的養護・児童養護元年」とも言える年に。さあ、2017年は?


2016年は「社会的養護・児童養護元年」とも言える年に。さあ、2017年は?

皆さま、新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、こども@ホーム推進委員会の活動を暖かく見守ってくださり、誠にありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。

さて、2016年は「社会的養護・児童養護元年」とも言える年でした。
5月には児童福祉法が改正され、児童が「保護の対象」ではなく「権利の主体」であること、また、里親・養子縁組の促進が初めて明記されました。
また、12月には特別養子縁組あっせん法が成立。国や地方自治体は民間の養子縁組団体に財政的な支援などが行えることになりました。また、これまでの「申請制」から「認可制」へと変わることになり、いわゆる悪徳業者に対する抑止力がいっそう強まることが期待されます。

このように日本の社会的養護の歴史に大きな一歩が刻まれた2016年となりましたが、これはあくまで「最初の一歩」にすぎません。

子どもたちは、児童憲章においても謳われるように、権利を保障されるべきひとりの人間であるにも関わらず、日本社会においては、長く親の従属物として見なされてきました。
そこには社会全体で子どもたちを育むという視点も欠落しています。

また、この日本の将来を担い、経済の成長を左右する貴重な人的資源であるにもかかわらず、子どもの社会的養護、児童福祉に投入される国家的予算は極めて貧弱なものでした。

ことこの分野においては、日本は先進諸国に比べ、10年、20年も遅れていると言わざるを得ません。

こども@ホーム推進委員会は、子どもたちが個として尊重されつつ社会全体で育まれる社会を目指し、また、すべての子どもたちが暖かい家庭で育つことのできるよう、今後も活動してまいります。

2017年も、こども@ホーム推進委員会に、皆さまの暖かいご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。